BPS義歯の装着手順

Bio-functional Prosthetics Systemとは…

生体機能(=咬合・発音)を取り入れた総義歯療法システムです。

通常の義歯は口を開けた状態で型取りを行います。これは、「機能」を重視した型取りではありません。当院で採用しているBPS義歯は、ドイツ・フランス・イギリス・スイス等の、ヨーロッパの歯科大学が共同で開発した総義歯製作方式です。

治療にかかる期間

義歯の型取りから本義歯装着までにかかる治療期間は、1ヶ月程度です。出来上がりの義歯は吸着が良好で、パカパカ浮き上がることが少ないです。

装着までの治療の手順

1.抜歯

保存が難しい歯は抜歯や歯冠部分をカットします。(根のみ残します。)

BPS義歯 抜歯

抜いた歯の部分は、これまで使っていた入れ歯に人工歯を継ぎ足します。その状態で歯肉の盛り上がりを待ちます。(4~6ヶ月くらい)

2.概形の型取り

この義歯システムのために特別に開発された「アキュトレー」という特殊なトレーを用いて、型取りを行います。

BPS義歯 概形の型取り

このトレーは、無歯顎(歯のないあご)の歯肉を調べ上げて、解剖学的になじんだ形態にできています。そのため、頬と歯肉との境をより確実に型取りができるため、出来上がりの義歯は吸着が良好です。(パカパカ浮き上がることが少なくなります。)上下それぞれ型を取りますので、1時間ほどかかります。

3.咬合採取(咬み合わせの状況を再現)

上下の歯、または顎堤(歯が植わっていた部分の歯肉)の位置関係を採取します。この義歯システムのために特別に開発された、「セントリックトレー」という特殊なトレーを用いて、上下のかみ合わせの位置関係を再現します。

BPS義歯 咬合採取

(4.技工操作)

上記2と3の過程で採取した型や咬み合わせをもとに、石膏模型上にお口の様子を忠実に再現します。その模型を用いて個々の患者様の顎の形態にピッタリ合った個人トレー(精密な型とりのためのトレー)を作製します。

BPS義歯 技工操作

ナソメーターMという器具を使うことで、個人トレーの上顎と下顎の位置関係が忠実に再現できます。

5.お口の機能を加味した精密な型取り

4で作製した個人トレーを使って、精密な型取りを行います。使用する型取りのための材料(印象材)も、BPS義歯専用のものを使用します。「生体機能(=咬合・発音)を取り入れた型」を取るために、発音・嚥下運動(飲み込む動作)を実際に行いながら採取します。

BPS義歯 お口の機能を加味した精密な型取り

6.試適

5のステップを元にして、完成義歯に準じた入れ歯を実際にお口に入れ、確認します。洋服で例えると「仮縫い」の様な過程です。

7.本義歯の装着

技工所で作成した本義歯を装着します。必要があれば微調整を行います。

BPS義歯 本義歯の装着

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